
2016年12月に、WordPressの4.7がリリースされました。
4.Xなどのバージョンアップ時には、色々と弊害が出たりするので、慎重に見極めていました。
約1週間ほど様子を見て、問題なさそうだなと、アップデートしたのですが、ひとつ問題が見つかりましたので、記載しておきたいと存じます。
それは画像の「alt」です。
画像のaltテキストが自動で作成されなくなりました
WordPress4.6までは、写真などの画像を本文などに挿入する場合、画像のタイトル(件名)が、自動でaltとして生成されて、入っていました。
しかし、写真・画像のタイトルを変更しないでそのままの文字列、(例)20161201.jpgなどの場合でも、そのままalt=”20161201.jpg”と入るのが今まででした。
そけが、4.7になってから入らなくなっています。
最初は、4.7のバグなのかな?と思っていたのですが、どうも仕様じたいが変更になった模様です。
この自動で入る状態をWordPressとしてはがアクセシビリティの観点からは問題だと考え、反映させなくなったのです。
要するに、画像の件名を今までどおりきちんと変えていた場合には、自動で件名が反映されなくなりました。
反映させるためには、今後は、画像をアップした際に、メディア管理の中より件名だけでなく「代替テキスト」の項目にもきちんと、画像のタイトル(件名)を入力しておく必要性が生じています。
functions.phpをカスタマイズすれば、今まで通り自動で件名を反映させることはできますが、今後はメディアライブラリの「代替テキスト」入力欄に、きちんと写真や画像のタイトルも手動で入れた方が良いと言う事になります。
※画像はパソコンでクリックすると拡大致します。
代替テキスト欄に実質的な画像のタイトル(件名)(日本語でもちろんOK)を入れたら、エンターキーを押して確定(保存)させてから使えばOKです。
ただし、4.7にバージョンアップする以前の公開済の記事では、以前の条件にて自動で入っていますので、古い記事のaltが消えていると言う事はありません。
今後、新規公開する記事や、古い記事でも内容に新しい画像を追加する場合、既にある画像を新たに記事に画像追加する場合などには、画像をアップロードした際に、altの部分として「代替テキスト」を入力しておく必要性があります。
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