
良く、詐欺メールと申しましょうか?怪しいメールが毎日のように届きますが、今回は下記のような三菱東京UFJ銀行を語るメールが届きました。
こんにちは!
最近、利用者の個人情報が一部のネットショップサーバーに不正取得され、利用者の個人情報漏洩事件が起こりました。お客様のアカウントの安全性を保つために、「三菱東京UFJ銀行システム」がアップグレードされましたが、お客様はアカウントが凍結されないように直ちにご登録のうえご確認ください。
以下のページより登録を続けてください。
ログイン – 三菱東京UFJ銀行――Copyright(C)2015 The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ,Ltd.All rights reserved――
いや~、おもしろい内容ですね。
私も実際問題、三菱東京UFJ銀行さんに預金口座を持っていますが、天下の三菱東京UFJ銀行さんが、メールを送るのに「こんにちは」なんて、記載しませんよね?
しかも、ビックリマーク付です。
それに、利用者の個人情報が流出したと言うのであれば、まず「謝罪」の文章が入りますよね?
また、我々の事を「利用者」と表現しているのもおかしいです。普通なら「お客様」で統一するはずです。
お詫びもせずに、しかも凍結されないうちにログインしてくださいとあります。おかしな話です。
銀行が情報が流出したからと、アカウントを勝手に凍結する事は有り得ませんしね。
このように文章や言葉遣いが、社会人経験が無い若者が書いたような文章でして、スゴク笑えます。
犯行グループは日本人ではないかも知れませんね。
ちなみに、ログイン先が
http://bk.mufg.jp.fww.space/
となっていまして、三菱東京UFJ銀行さんのドメインでは無いです。
これはもう、完全に、三菱東京UFJ銀行さんのオンライン口座のIDとパスワードを盗む目的の「フィッシング詐欺」ですよね。
.spaceドメインは、2014年に登場した新しいドメインですしね。
ただ、メール受信時の迷惑メール防止機能を突破して届いていると言うのは、ある意味、スゴイ技術を持っているなと感心してしまいます。
ちなみに、三菱東京UFJ銀行さんの注意喚起案内はこちらです。
このような詐欺メールなどの犯罪は、警察には特に頑張って欲しいと思うのは、私だけでしょうかね?
銀行さんも困っているでしょうし、どんどん摘発して行かないと、国民の貴重な財産が失われるだけでなく、どんどんこのような詐欺が増えて行くだけです。
以上、皆様も大丈夫かと存じますが、どうぞお気を付けくださいませ。
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