サイト運営者向け認定パートナーさんとの契約を解除しました(アドセンス)

私の個人的な事ですので、重要でもなんでもありませんが、念のため、ご報告申しあげます。
運営しているサイトの掲載する広告に関して、マーケティング会社に約5年お世話になっておりましたが、この度、契約を解除させて頂きました。
まぁ、辞めてしまいましたので、会社名の掲載は控えさせて頂きます。
その会社さんは、Googleのアドセンスさまより、2014年にご紹介を賜りました。
「AdSense運用コンサルティングを受けてみたらどうですか?」「売上増えますよ」と、わざわざ、アドセンスチームより、ご連絡を頂きました。
アクセス数が多い場合(アドセンス売上が大きい場合)には、私のように個人運営だとしても、Googleさんは、もっと伸ばせるようにと、心配してくれるのだと、当時、感じ入りましたことを覚えております。
そのマーケティング会社さんは、Google AdSense認定パートナーと言う公認の会社です。
調べてみましたら、現在は「サイト運営者向け認定パートナー」と言うのが正式名称のようですが、世界各国にあります。
日本では5社ほどしか、Googleから公認されていません。
結構、審査などは厳しいようです。
その1社とコンサル契約をして、一部のサイトに(5サイト程度)は、そのコンサル会社(マーケティング会社)の広告タグにて、広告をまわしていました。
このような、コンサルタントを受ける場合には、もちろん、それなりのアクセス数がないと、断られてしまいます。
また、コンサルを受けると言う事は、その対価を支払わなくてもなりません。
アドセンスの管理画面のアカウント情報の欄に「アカウントの管理者」と言う欄が追加されて、そこに契約している会社名が入り、収益分配の管理情報も入っている状態になります。
ちなみに、当方の操作で、その登録は、いつでも解除できるような状態になっているようでした。
私との契約では、アドセンス売上の20%が、引かれると言う状態でした。
要するに、月間100万円の売上でしたら、アドセンス売上額は80万円と、20%低い数字で表示されると言う事ですね。
もちろん、他の方も同様の割合です。
このように、売上から、20%も、持って行かれてしまうので、その分、収入はマイナスなのですが、そのマイナス額以上を、そのマーケティング会社が独自に営業している広告と、コンサルタントによって、補えると言う触れ込みなのです。
ただ、実際には、若干程度、良くなったのかな?と言うのが実感でして、何倍も増えると言う事ではありません。
例えば、アドセンスの広告で、単価30円のがあっても、マーケティング会社の広告のほうが40円だったら、その40円の広告が出るので、その分、売上が高くなると言う事です。
インターステシャル広告なども、独自の広告をまわせました。
そして、その広告マーケティング会社の広告収入分は、そのマーケティング会社から直接、私に支払われますので、アドセンスのGoogleからと、そのコンサル会社からと、別々に入金されると言う感じです。
あと、何かアドセンス上で、アカウント停止などの問題が発生した場合には、そのマーケティング会社の担当者が、私に代わって、アドセンスと交渉してくれます。
これは、個人では交渉能力や、交渉に割く時間を考えますと、非常にありがたい話だと存じます。
この交渉の部分では、例えば、広告枠が3枠の時代に、広告枠を7枠まで拡大する交渉をして頂けたり、広告の配置(マネタイズ)も考えたりして頂けました。
もちろん、プロの皆さまですので、とても参考になりまして、本社まで来て下さいとご招待を受けたこともあります。
また、他のサイト運営者を紹介して欲しいとも、よく言われたりしていました。
ただ、私にとっては、ちょっと、困る部分があったのも事実です。
担当者さんが、コロコロ変わるんですよね。
5年間で7名くらい、担当さんが変わったと思います。
まあ、報酬が大きい分、実力社会のようで、結構、夜遅く残業したり、土日も出勤するなどされているようでした。
従業員さんの出入りも多い模様と言う事で、だいたい、一身上の都合で辞めてしまって、担当が変わると言う感じです。
福利厚生なんかも、書籍代が支給されたり、ビールが飲み放題だったり、待遇は良いみたいですけどね。
最初の頃は、担当者さまが変わったら、新旧で挨拶のメールも頂けていましたが、ここ最近は、旧の方より連絡があっても、新の方から、なにも音沙汰がない状態が続きました。
なので、今の担当者さんは、誰なのか?、確認するのも一苦労です。
普段から、何か私のサイトに対して、メンテナンスをして頂けたり、追加でアドバイスを頂けている訳でもないですし、ただ、広告を貼らせて頂いているだけの関係になってしまっていました。
それでしたら、別に、アドセンスだけの広告でも良い訳です。
アドセンスも消費税加算になりましたしね。
最初は違っていたのですが、今では、皆様もよくご存じの、大手企業のグループ会社として、そのマーケティング会社は大きくなったあたりから、変わってきたようです。
大手傘下になれば、利益はより追及しなくてはならないでしょうし、まぁ、色々あるのでしょう。
また、私のような個人相手よりは、大きな法人サイトのほうが、当然、利益額も違って参りますので、ウエイトを置く相手も違うのは仕方ないところだと存じております。
更には、アドセンス自動広告で適用されたことで、もう、広告枠の数は関係なくなりましたし、コンサルを受けるメリットが低下しており、何かあった場合に助かる程度になっていたと言うところもあります。
そのなにかも、今では、ほとんど発生しません・・。
そのため、契約を解除させて頂きました。
その担当者さんに初めて連絡したのが、解約のお願いだったと言う事になります。
ちなみに、アドセンス管理画面上での解約手続きは、アドセンスのヘルプにあります。
削除ボタンを押した後、なかなか反応が返ってこないので、焦りましたが・・。
最初の契約時も、手続きなどはぜんぶ担当者様が行って頂けていまして、何か、書面で交わすようなこともありませんでしたので、解除もメールでお願いして、他に何か手続きがあると言う訳ではなく、簡単でした。
このような手続きの簡略化の状態は、素晴らしいですね。
ストレスを与えない
恋愛でも仕事でもなんでもそうなのですが、相手に「ストレス」を与えないと言う事は重要です。
例えば、レストランで注文しようと思って「ピンポン」と押したとき、なかなか、注文を取りに来てくれず、係員さんがフロアでは他のお客様を順番に処理しているとします。
でも「すみません、もう少しお待ちください」と声をかけて頂けると、お客様側は、自分の意思は伝わっているなと、それだけで「安心」します。
係員さん側としては、お客様への声掛け、すなわち連絡はせずに、その分だけでも、他の仕事を順番に早く処理したほうが、お客様のためになるだろうは、相手に「ストレス」を与えますので、間違った考え方となります。
当然、仕事でもそうです。
何か仕事を任されたり、受注したりした際には、相手に対して、途中で「進捗状況」の報告を入れることで、相手は安心します。
何も連絡が無ければ、相手は「今、どうなっているんだろう?、期限までに間に合うのだろうか?」とストレスを感じるようになってきます。
言葉に出さなくても、心のうちではストレスを感じるのです。
何も連絡せずに、速く完成させた方が良いだろうと言うのは、相手を無視した仕事をしていると言っても過言ではありません。
このように、こまめに連絡することで、相手のストレスを軽減できます。
相手に寄り添った考え方になる必要がありますので、私自身、100%できていますと、自身を持って答えられませんが、今回の契約解除は、このようにストレスを感じたからと言う事は間違いありません。
よっぽど、アドセンス・チームのほうが、色々と心配してくれると存じますので、Googleさんとは、一生付き合えるとうれしく感じております。
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