
お陰様で、当方が運営致しておりますサイトが1つ、アクセス好調で、先日、1日60000アクセスを超えました。
ありがとうございます。接続して頂きました方に、深く御礼申し上げます。
と、喜んだのも束の間、翌日になってwpXサーバーのサポートからメールが届きました。
「局所的に高い転送量が発生した為、転送量制限や一部のリソースに対する制限を実施しております。早急に転送量の軽減を行ってください。」との事です。
一番安い「グレードA」ですので、アクセス増加に伴い転送量は限界かな? とは感じていたのですが、やはりそうだったようです・・。
でも、すぐにサイトにアクセスしてみると、特に503エラーなどになることはないので、表示はさせて頂いているようです。アクセス数も先週の同日と同じくらいで推移していますし、制限が掛けられているとはいえ、ありがたい話です。
とは言え、また毎週同じ繰り返しになってしまう可能性が高いので、すぐさま対応・対策を行いました。
特に動画を置いたり、画像が多数あると言う訳ではありませんので、キャッシュの活用はそんなに効果が無いと思っています。
その為、効果があるかどうかはわかりませんが、転送量負荷対策としてODNの「CloudFlare」を新規に導入してみました。
まず、CDNとは、Contents Delivery Network (コンテンツデリバリネットワーク)の略称です。
通常のサーバーだと、アクセスはそのサーバー1つに届いてしまいますが、CDNですと、コンテンツの配布ポイントを複数にする為、アクセスが最適なミラーサーバーに届いてダウンロードさせますので、負荷を分散させられます。
そのCDNの中で無料プランも有り、人気なのが「CloudFlare」と言う訳です。
CloudeFlareはコンテンツでキャッシュ可能な画像ファイル、CSSファイル、JSファイル、HTMLファイルなどを、世界24箇所のCloudFlareデータセンターにキャッシュして、アクセス集中時の負荷を自動的に分散させてくれますので、高速表示が可能なのです。
ただし、サイトでSSLを使っている場合には、月20ドルの有料プランでないとダメなようです。
CloudFlareでは、無料プランを含む全プランで、無料の独自SSLが利用できるようになりました。
初期導入は難しくないのですが、ドメインのDNSサーバーを「CloudFlare」が指定するサーバー名に「変更」する必要があります。
初期設定では4時間キャッシュが残りますので、コンテンツを更新した際に、すぐに反映させてたい場合には「手動」でキャッシュのクリア(アップデート)を行った方が良さそうです。
ただし、膨大な転送量が掛かる場合には、強制的に「CloudFlare」が機能停止して、サイトが404エラーなどになったり、キャッシュを取り損ねて一部が欠落する可能性もあると言う情報もあるので、負荷が掛かった際には、チェックが必要かと推測ざれます。
機器の入れ換えや、ネットワークのリルートを「CloudFlare」が行う事が当然あるので、それでおかしくなると言う事もあるようです。
もし CloudFlare が原因だと考えられる問題が発生した際には、 CloudFlare の使用を一時的に使用停止にする事も簡単です。
CloudFlare のネットワークを一時的にバイパスさせたり、何時間だけバスパスなど時間指定をしてその後、自動復帰させる事もできます。
上記の接続スピード結果は下記の通りに改善されました。
と言う事で、念の為、合わせて、wpxクラウドの契約「グレード」を、アップする申請手続きも致しました。
契約プランのこれで、転送量は2.5倍まで高くなるので、様子を見る事とします。
使用開始6ヶ月後の感想
最初はちょっぴり不安でした CloudFlare ですが、単純にCloudFlareがエラーを起こすような現象はこれまでなく、今ではもう欠かせない存在となっています。
更にキャッシュ機能が充実した有料プランにも変更して活用させて頂いております。
その後、1日12万PVでも、問題なく機能致しております。
※CloudFlare 導入に際して、いかなるトラブルが発生しても、当方は責任を取れませんので、導入にあたっては、あくまでも自己責任にてお願いします。
クラウドフレアを使用した、実際の私のクラウドフレアの設定方法やサポートなどは下記にて公開させて頂いております。
→大量アクセスやアクセス集中でも問題なく表示させる対策サポート
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