
単に収益目的ではないブログやサイトや、そもそも課金している有料閲覧サイトの場合には、AMP(アンプ)のページも提供して、ユーザーの利便性を高めるのは良いでしょう。
しかし、広告収入で成り立っているサイトの場合には、安易にAMPを採用しますと、広告の露出が減りますので、減益になる可能性があります。
可能性があると言うよりは、ほぼ確実に収入が減るでしょう。
ただし、AMPページでもアドセンス広告(AdSense)を掲載する方法は取れます。
とは言え、本文の部分だけですので、本来であればサイドバー、フッターにも適用している広告は表示されません。
よって、広告の表示数は減少しますが、広告をAMPでも露出させることは下記の方法で可能です。
採用するかは、皆様のお好み次第と言うところですが、参考までにアドセンスをAMPでも表示する方法を明記しておきたいと存じます。
アドセンス広告をAMP対応にする
まずは、レスポンシブにて広告タグを取得します。
ただし、通常に取得した広告タグはそのまま使えません。
data-ad-client
data-ad-slot
の2箇所の番号をコピペして下記のタグの部分と差し替えます。
そして、下記の広告タグを、AMP用の広告タグとして使用してください。
<amp-ad
layout=”responsive”
width=300
height=250
type=”adsense”
data-ad-client=”ca-pub-XXXXXXXXXXXXX”
data-ad-slot=”XXXXXXXXX”>
</amp-ad>
XXXXXXXXXの2箇所の部分は、レスポンシブの広告タグを発行した際の数字にしてくださいね。
上記のタグを元にして使うと、AMP用の広告表示となります。
※もとのレスポンシブ広告タグは使用しません。
「width=300」「height=250」になっているので、このサイズにしかならないのか?と、理解できる方もいるかと存じます。
しかし、上記のコードを使えば、実際にはレスポンシブタイプの広告ユニットとしてAMP表示でも機能します。
要するに、幅300ピクセル指定は見かけでして、幅が大きな画面でもレスポンシブ広告表示になりますので、ご安心ください。
AMP自動広告
2018年6月下旬頃より、AdSenseの自動広告に「AMP自動広告」が新たに正式追加されました。
通常の自動広告同様に、AMP(アンプ)用のサイトに、AMP自動広告のタグを入れれば、自動で表示されると言うものです。
ただし、当方のサイトのように、サイトがレスポンシブの場合、通常の自動広告とAMP自動広告の2つが併用できるのか、コードをそれぞれ入れておいて支障が無いのか?、それても、どっちかひとつの自動広告しか使えないのか?
正直、不明です。
ただし、現状として、ブログやサイトには、スマホからのアクセスが多いと思いますので、AMP対応しているサイトであれば、AdSenseの自動広告は「AMP自動広告」のコードだけを入れておけば、良いのではとも感じます。
このあたりは、皆様のお考え次第ですが、当方では、そもそもAMPは積極的に使用していないことを下記にてご説明申し上げます。
そもそもAMPにした方が良いのか?
レスポンシブデザインをはじめ、スマートフォン(モバイル)向け表示の場合には、そもそも、スマホでも問題なく表示されます。
そのうえで、ブラウザで見る人が「AMP」を選択して、サイト内容を見た場合には、余計なものがカットされて、早く表示されますよと言う高速表示スタイルが、AMPです。
ただ、今後、モバイルの通信環境もより高速化して行くでしょうし、スマホのCPUも、年々、性能が向上しており、スマホでの通信環境・表示スピードも、将来より高速になるのは間違いないでしょう。
と考えますと、なにがなんでも、AMP対応した方が良いと言うわけでもありません。
AMP対応していなても、見たいと思われる記事は、みてもらえるはずですので、記事の中身で勝負した方が良いです。
有益な記事であれば、AMP未対応でも、検索上位に来ます。
特にインターネット広告で収入を得ている場合には、上記のようにわざわざ対応しなくてはなりませんし、AMPになれば、広告表示の数も減るかと存じますので、収入的には響くかも知れません。
よって、当方の見解といたしましては、無理してまでAMPを導入する必要性はありませんが、対応させる場合には、AdSenceは上記の方法で行けます。
AMP 自動テキスト広告およびディスプレイ広告
2017年9月に、アドセンスの新しい広告実験として、AdSense Labs(アドセンス・実験室)に「AMP自動テキスト広告およびディスプレイ広告」と言うのが追加されました。
なお、このAMP自動テキスト広告およびディスプレイ広告は、現時点では、アドセンスアカウントの全員が対象と言う事ではなさそうです。
ある程度、アドセンス売り上げの実績がある方を対象にしているようでして、私・高田のアカウントは参加できますが、塾生さまのアカウントは参加できない方がほとんどでなベータ版となります。
→その後、2018年6月下旬に、通常のAdSenseアカウントすべてにて使用できるようになった模様です。
AMP自動テキスト広告およびディスプレイ広告と言うのは、その名の通り、AMP表示となった場合に、自動でアドセンス広告が表示される仕組みのようです。
AdSenseLabを有効にして、指定された広告タグをheaderに入れます。
そして、AMP表示したい、各ページに下記のもうひとつのコードを入れると、表示開始となります。
広告の数は文字数など、コンテンツの量に応じて自動で決まり、どこに表示されるかは指定できません。
すなわち、クイックスタート広告のAMP版と言ってよいでしょう。
今はベータ版で利用できる方は限られますが、早く、皆様も使えるよう制限解除されると良いですね。
ちなみに、このサイトではアドセンスは使っていませんので、念のため明記しておきます。
実際に私もAMPを実験的に使用しているサイトがありますが、高田といたしまして、現時点ではAMPは非推奨です。
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