アドセンスの禁止事項一覧とその具体例~アカウント停止にならない適切掲載を心掛けよう

アドセンスのAdSenseポリシー違反事項、禁止事項一覧を作ってみました。
実際に私も1度、アドセンスさんから規約違反だとの指摘を受けて、そのサイトが広告表示されないと言う警告を受けたことがあります。
その時の経験も踏まえまして、アドセンス広告を貼っているサイトにおいて、やってはいけない事、規約違反になる事をリストアップしてみました。
Contents 目次
- 1 プライバシーポリシーページが無い
- 2 アダルト系の記事は禁止
- 3 グラビア・水着などの画像・動画も禁止
- 4 妊娠や出産などに関連する性的な医療記事
- 5 アダルトサイトへのリンク
- 6 コメント欄の適切管理を怠っている
- 7 出会い系も禁止
- 8 暴力的・武器・兵器・戦争などの禁止
- 9 広告主に悪影響を与える可能性のあるコンテンツの禁止
- 10 アドセンス広告を自分でクリックする行為は禁止
- 11 アドセンス側のチェック体制は?
- 12 誹謗中傷の禁止
- 13 薬物・お酒・タバコ関連の禁止
- 14 法律違反のサイト
- 15 独自性に乏しいサイトやページ
- 16 トラフィックチェンジ・オートサーフなどの紹介はNG
- 17 クリックの誘導も禁止
- 18 スポンサードリンクの表記
- 19 ポイントサイトや情報商材の紹介やリンク
- 20 アフィリエイト分野のサイトへのアドセンス掲載
- 21 Google関係のスクリーンショットなどの禁止
- 22 アドセンス収入の公開上の注意点
- 23 広告を掲載して良い数
- 24 ポップアップ広告式の禁止
- 25 誤クリック防止や重なりの禁止
- 26 スマホでの掲載禁止事項
プライバシーポリシーページが無い
Google-AdSenseでは、広告表示に関する「プライバシーポリシー」をサイトに設けるようにと規定されています。
プライバシーポリシーが無いからと、いきならアカウント停止になる事例まではないようですが、掲載してくださいと決まっていることですので、ルールは守りましょう。
アダルト系の記事は禁止
アダルト画像が掲載されていたり、映画などでも18禁の映画の感想であったり、アダルト系の本の紹介が入っているだけでもNGとなる可能性が高いです。
アダルト的な表現も、もちろんダメです。要するに、中学生が見ても全く問題ないレベルにしておかないと、一発でアカウント停止と言う場合も考えられますので、注意しましょう。
グラビア・水着などの画像・動画も禁止
記事が意味している部分も重要なようですが、グラビアアイドルの写真や動画を掲載したり、肌の露出が多い女性や、胸元が開いているような画像があると、警告対象になる可能性があります。
要するに性的欲求に答えるような内容だとダメと言う事だと思います。
妊娠や出産などに関連する性的な医療記事
医療機関を紹介するような記事でも、性的な情報が入っているとNGになるようです。
アダルトサイトへのリンク
あなたのサイトが正常なものでも、アダルトコンテンツへのリンクがあるとアドセンス規約違反となる恐れがあります。
以上のアダルト関係は、楽天アフィリエイトなどでも同様です。
コメント欄の適切管理を怠っている
例えば、色々とコメント欄に他の方が投稿してくる場合があると思いますが、そのコメントの文章にアドセンス規約違反となる表現などがあると、もちろん規約違反となります。
よって、コメント欄なども含めて、すべてのページにて適切に管理していくようサイト管理者は注意して行かなくてはなりません。
コメント投稿にNGワードなどを設定したり、手動承認にするなどの対応を取って行きましょう。
出会い系も禁止
デートサービス関連に繋がるような紹介文・リンクも禁止です。
これには、アダルト的な出会い系だけでなく、国際結婚の斡旋、エスコートなども含まれるようです。
暴力的・武器・兵器・戦争などの禁止
ケンカや違法デモなど暴力的な内容や、血が出るような格闘技のシーン、人殺しに使用される道具(鉄砲、ナイフ)、花火は爆発物ですので花火の作り方や爆弾の作り方、戦争の悲惨さを伝える画像などはNGです。
要するにこの辺りも、子供が見て問題ないか?と言う部分になってくると思います。
エアーガンなども暴力や戦争を助長させるような場合にはNGです。
純粋な格闘技情報や、花火大会情報などはOKですが、サバイバルゲームなどの紹介は抵触する恐れがあります。
ちなみに、収集用ナイフ、短剣、刀、包丁などは販売も宣伝もOKです。
広告主に悪影響を与える可能性のあるコンテンツの禁止
ニュースのサイトでも、悲惨な事故の写真だったり、死亡事故や火災などの画像や映像があったりすると、NGです。
要するに、広告主にとってマイナスな事はすべてNGだと思ってください。
アドセンス広告を自分でクリックする行為は禁止
時々、自分のサイトをメンテナンスしていますと、非常に興味深い広告が表示されて、クリックしたくなるのですが、そのような場合でも、すべてにおいて自分で自分のサイトの広告をクリックするのは禁止されています。
友達などに頼んでクリックしてもらうのも不正行為となります。
これは結構、アドセンスさんも神経を尖られてチェックしておりまして専門の調査チームがあります。
たまたまマウスの操作を誤ってクリックしてしまった時には、すぐに警告を受けました。
親しいアフィリエイト仲間のサイトを見ては、親切心でクリックしてあげるのもダメですよ。
友人ではなく、自分のほうのアカウント凍結になってしまうこともあり得ます。
googleアカウント、MACアドレス、インターネットIPアドレスなどで判別しているようですので、スマホだったらいいだろうなんて考えてもバレてしまいます。
せこい事はやめておきましょう。
そんなに罪の意識がないかも知れませんが、実は、自分でアドセンス広告をクリックすると言う事は、利益の不正取得、Googleに損害を与えた、広告主にも損害が出たと言う事になりますので、法律的にも責任を問われる可能性もあります。
例えば、イギリスではコンピューターの悪用行為1990として、明確に法律で禁止しています。
アメリカでは実際にアドセンスから不正に利益を得たとして逮捕者も出てます。
騙すこと=窃盗です。
アドセンス側のチェック体制は?
アドセンスさんがどのようにチェックを行っているのかは非公開となっておりますが、私が経験して参りました過程から憶測で申し上げますと、下記の通りです。
まず月額3000円の広告売上になった場合に、最初のチェックが入るように感じました。
もちろん、特定のキーワードによる自動判定は常時あるように思えますが、アドセンスの方がサイトの内容が適切か確認に来るのが、最初は3000円の段階だったのかな?と思っています。
その後は、3万円の時です。
この時は、かなり厳しくチェックを受けたように感じます。
それまでずっと1年近く掲載していても、何も言われなかったことを指摘されましたのでね。
ただし、上記は確証がある訳ではありませんので、あくまでも個人的に感じたこととしてご参照賜りますと幸いです。
誹謗中傷の禁止
特定の個人や、団体、組織、政治などを誹謗中傷したり、人種差別など、それらを助長しているコンテンツはNGです。
ただし、批評はOKですが、相手を攻撃しているような文章や、汚い言葉を用いてはダメです。
これは、表現次第だと思います。要するに「そうかも知れません」と言うような曖昧な文章であれば、問題ないと思います。
本当かどうか、自分で確かめていないのに、勝手に思い込んだり、報道などをそのまま真に受けて「それはダメなこと」なんて決めつけてしまったり、攻撃的な文章になるのはNGですよと言う事だと存じます。
「それはダメなのかもね?」と言う、そうかも知れないと言う表現にすると良いのかも知れませんと言う事です。
もちろん、個人情報などを掲載するのも禁止ですし、いじめ・嫌がらせなどの文章も歓迎されないようです。
実名などを載せずに、批判している先の個人の特定につながるようなヒントを掲載している場合でも、アドセンス違反と言う以前の問題で「法律違反」となります。
感情的になったり、一方的に誰かを攻撃・批判したりするのは人間的にも問題があると存じますので慎みましょう。
薬物・お酒・タバコ関連の禁止
麻薬や違法ドラッグに関する記事、ビール・ウイスキーなど、処方箋が必要な医薬品(市販薬はOK)、タバコ(電子タバコ含む)などの紹介はNG要素があるようです。
私の場合、たまたま飲んだ安いウイスキーが美味しかったので、写真つきで「お勧めです」なんて紹介したのが、マズかったようでした。
ただし、日記ような場合に「今日は暑かったのでビール飲みました」やビールが飲めるお店の紹介は、直接ビールを勧めている訳ではないので、問題が無いようです。
しかしながら、日本人だと理解に苦しむのですが、ワインとシャンパンの販売や宣伝はOKなんですよね?
まぁ、ノンアルコールを勧めるのは問題ないでしょう。
アドセンスさんの方針は「疑わしきは罰する」ですので、極力、タバコやお酒の話題も控えた方が懸命だと存じます。
法律違反のサイト
法律に反している事を記載するのはもちろんNGです。
例えば、高速道路を100km以上で走ったら気持ちよかったですや、迫力ある写真を撮る為に不法侵入した、禁止されている所でドローンを飛ばしたなどでも、法律違反を助長していると受け取られる可能性があります。
通販サイトでしたら、特定商取引に関する情報も掲載していなければなりません。
また、他人の著作物や芸能人の写真を許可なく掲載しているのも同様にとらえられる可能性があります。
これらは、アドセンスをしているからと言う事は関係ありません。
1円でも収入を得ると言う事は「ビジネス」ですので、法律を順守するのは当たり前であると言う事ですね。
ハッキング方法や、DVDなどの違法コピー方法、ゲームのチート情報、違法に録画された動画情報、違法ダウンロード方法、脱税方法などを紹介するような記事もNGです。
ただし、スマートフォンの脱獄などは違法と言う訳ではないので、OKなようです。
ちなみに、競馬やパチンコなど日本国内で認められているギャンブルは問題無いようですが、オンライン・カジノなど海外ではOKでも、日本の法律では禁止されていることを掲載するのも法律違反を助長していると判断される恐れがあります。
あとは、ポーカーなどの話題もNGです。
独自性に乏しいサイトやページ
他サイトの記事をコピー掲載しているサイト、オリジナルのコンテンツがない場合などは禁止です。
ただし、そんなことをしても、検索エンジンからも評価されませんので、違反警告だけでなく、得策ではありません。
これと同様に、ページとして価値のないページにアドセンスを張る事も禁止されています。
例えば、404エラーページなどが該当するのですが、サイドバーに共通して表示されてしまっている部分までは見逃してくれているような雰囲気も感じられます。
ただし、404エラーページの本文中にアドセンスを貼っていると言うのはNGです。
トラフィックチェンジ・オートサーフなどの紹介はNG
無意味にアクセス数を増やす行為は、良質なコンテンツにならず広告主さんにとっても有害です。
そのため、トラフィックチェンジやオートサーフを紹介したり、利用するのも規約違反となる恐れがあります。
クリックの誘導も禁止
気に入ったら、下記のアドセンス広告をクリックしてくださいと、クリックを誘導する表記はNGです。
スポンサードリンクの表記
これはアドセンスさんの解釈を実際に聞きましたところ、絶対につけないとはいけないと言う事ではないとの事です。
しかしながら、アドセンスは広告だとわかりにくい貼り方を禁止していますので、その広告の前後左右に、同じような画像があったり、広告だとわかりにくい所(誤解を招きそうなところ)には、広告であると理解してもらう上で「スポンサードリンク」と明記しなくてはならないと言う事らしいです。
ちなみに、スポンサーリンクは昔はNGだったようですが、最近はOKなようです。他にも「広告」と言う表記も使えます。
私は、いつ、どこで、紛らわしい状態になるのか分からないので、アドセンスを導入しているサイトでは、必ずスポンサードリンク又はスポンサーリンクと明記させて頂いております。
ポイントサイトや情報商材の紹介やリンク
これも私が指摘を受けた部分なのですが、モッピーなどのポイントサイトへの誘導記事や広告は禁止です。
基準としては、ねずみ講のようになっているかどうか?と言う事らしいです。
ポイントサイトの多くは2段階までのネズミ講なのですが、それが規約違反となりますので、アドセンスが貼っているページにて、ポイントサイトの紹介や広告リンクがあるのはダメです。
情報商材に関してもNGに当たる可能性がありますので注意が必要です。
アフィリエイト分野のサイトへのアドセンス掲載
サイトの内容がアフィリエイトを紹介するような、アフィリエイトを主にしているコンテンツ内容の場合、アドセンス広告を貼ることは禁止されています。
ただし、アドセンス広告と、別のASP(A8.netさんなど)のアフィリエイト広告を同じページに貼ると言う事は禁止されていません。
アドセンスと他のASPのアフィリエイト広告を同じページに貼る場合に、注意しなくてはいけないのは、ASPの広告内容がアドセンス規定に違反していないか?です。
例えば、アフィリエイトサイトへのリンク、ポイントサイト、お酒の広告などがASP広告にあると、アカウント停止となります。
アフィリエイトの比較・検証も当然NGです。
ただ、このあたり、アドセンスさんの考えを充分に解釈するのが難しいので、心配だと言う場合には手を出さないでおいた方が無難でしょう。
Google関係のスクリーンショットなどの禁止
これは意外と守れていないサイトやブログをよく見ますが、AdSense管理画面のすべての写真・画像(スクリーンショット)、アナリティクスの解析画面を自分のブログに掲載するのも禁止されています。
その為、それらのgoogle関係の画像が貼られているサイトの運営者がアドセンスやっていますと、一発でアカウント停止となる恐れがあります。
基本的には、アドセンスの収益率などが広告主さんに分かってしまうのが、マズイらしいので、それ以外の部分でも全面的に掲載が禁止されています。
アドセンスでいくらになったと言う画像を証拠として掲載したり、アクセス数が増えたと言うアナリティスクの証拠画面の掲載はNGです。
Googleのサイトに似ていたり、Googleの一員であると思わせたり、ドメインにgoogleという文字が入っていたりするのもNGですが、この場合、そもそも検索エンジンに嫌われてしまうと思います。
アドセンス収入の公開上の注意点
アドセンスは先月いくらでしたと公開する場合、当然、画像での掲載はNGです。
ただし、Googleからの支払総額を正確に開示することは許可されています。
すなわち、アドセンス管理画面の画像ではダメですが、文章などとして数字を記載するのはOKと言う事です。
正確にと言う事ですので、ウソはいけませんよ。
また、PV(ページビュー)を公開した状態で、アドセンス広告が貼られているのもNGなのです。
そのため、今、ご覧頂いてるこのサイトでは、アドセンスを導入しておらず、他のSSPなどの広告が掲載されている次第です。
広告を掲載して良い数
以前は、パソコン用画面(タブレット用画面)の場合には、1ページあたりコンテンツ向け広告ユニットが最大3つまで、リンクユニットが最大3つまで、検索ボックスが最大2つまで、関連コンテンツユニット1つと規定されていました。
ただし、300×600、970×250など大きな広告ユニットは1ページにつき1個までしか使えず、他の2個は300×250などにしてくださいと決まっていました。
しかし、2016年8月から、この数の制限は解除された模様です。
ただし、制限が無いからと申しまして、たくさん広告しても良いと言う事ではありません。
ほどほどにしておかないと、アドセンスの規約じたいに違反します。
・広告はページのコンテンツの量に対して多くなってはならない
・コンテンツはユーザーにとって価値のあるものである必要がある
・コンテンツに見合わない過度な広告掲載は、表示を制限されるか無効になる場合もある
と言う事で、広告が多くならないように注意しましょう。
なお、スマホ画面の場合には、上記にプラスして、ページ単位の広告(アンカー広告、モバイル全面広告)が追加できるようになっていますが、この「ページ単位の広告」は、ある程度アクセスが多くないと、利用可能表示にはならないようです。
ポップアップ広告式の禁止
これも守っておられない方をたまにお見受け致しますが、アドセンス広告がポップアップ表示される広告表示は禁止されています。
重大な規約違反ですので、すぐに辞めたいところです。
なお、以前は、ページを下へと読み進めて行った場合に、サイドバーにいつまでもずっとアドセンス広告が掲載されているような追尾型掲載(スクロール追従)も禁止でしたが、2019年11月より、1記事あたり1つだけ認められることになりました。
ただし、条件がありますし、スマホ用ではアンカー広告のみと規定されていますので、よくわからない場合は、追尾広告まで、手を出す必要はありません。
誤クリック防止や重なりの禁止
例えば、画像とアドセンス広告が重なってしまっているような表示を放置しているのは禁止です。
画像と広告は似ていたりして、誤クリックのもとになりますので、充分に間隔をあけるなどの配慮をしましょう。
閲覧者が間違ってクリックしてしまうような配置などはNGです。
スマホでの掲載禁止事項
これも良くお見受け致しますが、スマホ画面でサイトのページにアクセスした場合に、最初に表示される画面の中に、アドセンス広告がちょっとでも入っていると言う状況は禁止されています。
※2017年5月に、ファーストビューは300×250サイズが許可されました。
また、画面内に2つのアドセンスが同時に見えている掲載の方法も禁止されています。
よって、300×250サイズのアドセンス広告をスマホにて表示される場合には、広告と広告は充分に間隔を開けなくてはなりません。
アドセンス広告のそばに、タップ要素があるのも誤タップ防止の為ダメです。
私も面倒なのですが、レイアウトは常にスマホでも確認するようにしています。
そのため、スマホもiPhoneとAndroidと両方所有致しております。
以上、こんなところでしょうか?
その後、改定されたり実際の最終的な判断はgoogleさんとなる為、上記事項を守っていれば絶対に安心と言う訳ではありません。
守るべき目安としてお考えいただけますと幸いです。
ともあれ、広告主さんが気持ちよく広告料金をお支払頂く事ができて、アドセンスの広告にて我々も収入が得られているわけです。
そのため、アドセンスは規約が厳しいとは言えますが、なぜ、上記のようなことを守らなくてはならないのか?と言うのは今一度よく考えた上で、展開されることをお勧め申し上げます。
なお、更新された場合など最新情報に関しては「takadaのアクセスアップ塾」の中でお知らせして参ります。
また、ご不明な点の個別サポートもアクセスアップ塾にて可能です。
ご覧頂きましてありがとうございました。
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